2016/08/01

ppm

そもそもだがジャズ人口はあまり多くない。

中学高校で友達とジャズで意気投合できる確率は低い。大学に行くとジャズ研とか成立する。
つまり百人単位の母集団ではダメで、千人単位の母集団じゃないとコミュニティーすら成立しないということなのかもしれない。

さてさてやっと出会えたジャズ仲間。でもそんな彼らでも物凄く集中して聞けるのは2、3曲だったりするケースが多いようだ。ジャズはあまり受動的に聞ける音楽とは言えない。歌詞で人を共感させる気もないし、、自由すぎて予測がつかないし、、、いろいろ考えを巡らせながら聞いているだけでクタクタになってしまうのだ。

そして、生演奏ならまだしも、録音物を聞くときは緊張感が劣る。 さらにパートによってはダイナミクスが下がり、ベースソロなんかを忠実に再生できるオーディオ機器は非常に限られており、、、特A級のジャズ好きでも、100%の集中力を維持したままベースソロのあたりにたどり着くのは大変なことだ。



よっていろいろあって推測するに
Jazzアルバムの7曲目くらいのベースソロを超真剣に聞いてもらえる確率はppm(百万分の1)オーダーかそれ以下かもしれない

「ベースソロになると客がトイレに行ったり、飲み物を注文に行ったりするんだよね」という話を聞いたときの妄想でした(笑)


***演奏スケジュール***
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2016/06/19

knock-kcnock

気分が乗ってきたからライブ演奏中に完全フリーの時間を設けました。
(テーマを決めずに即興演奏)

さらに気分が乗ってきたので、フリーの演奏中にピアノのフレームをポコポコと叩き始めました。

いや、叩き始めたはずだったが、、ここで我に返りました。。。

「じぶん、こんなに非力だったか?ぜんぜんポコポコしね~!!」 

ポコポコの予定がスカスカにすり替わったところで一気に幻滅。。。

「普通にピアノでも弾くか。。。」

非力さ故の個人的な葛藤はあったものの、気持ちを切り替えてそれはそれは楽しい演奏になっていきました。そして共演者たちの演奏は素晴らしすぎ。とてもまとまった印象になりました。私は幸せ者です。


***演奏スケジュール***
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2016/05/05

Homework


即興演奏をするんだけれど、100%はその場で作らない。
ちょっと前もって いろいろ考えておく。
いや、大部分、前もって考えてきたものを弾いてもよい。
いやいや、考えておくどころか譜面を作ってみたりするのも悪くはない。

巷ではこのようなジャズの演奏は、"宿題芸人タイプ"と呼ばれている。
一部の人々の間では"ふかわりょうっぽい芸風"とも言う。
(それでなくてもスベるのに、今日の日記はどこまでもスベる予感がするのは気のせいか?)

しかし、僕はこれを時々やることを大真面目におすすめします。
自分も昔けっこうやったし、これからも試すかも。

これをおすすめする理由は、「今の自分を超えるヒントが見える可能性があるから」
なんて言うとかっこつけすぎだが、、、そんなに嘘でもない。

初心者の場合、
即興演奏じたいになれてないから、単純にインテンポを維持するだけでも大変なケースがある。
フレーズの組み立てが間に合わない、曲の展開についていけない、とか。
でも、宿題形式で補ってゆとりが与えられると、見えなかったことが見えてくるかもしれない。
「見える!!時が見える!!」
「昨日まで貴様がロストしていただけじゃーー(ドカッ、バキッ)」

ベテランの場合でも、
完全に即興だと少し手が届かない何か、今の自分にとって少し複雑なロジックでできている何か、ちょっと辞書をひかないと自然には出てこないボキャブラリー、素の状態より少し背伸びしたアイデア、などなど。
このようなことを温めておく機会になるので、きっと世界が広がるはず。
「光が広がっていく。。(fin)」





ただ、実はこの話は僕の中にある永遠のテーマに重なっていきます。
作曲っていったいなんだ?何を目指したらよいのだろうか?ということでしばしば悩まされています。

というのは、上記のトレーニングは、
"即興だと不可能だが作曲だと可能な領域"のテクニックを、
"即興で可能な領域"に引きずり下ろす作業と言えなくもないです。
もし、即興で十分なものたちで周囲が埋めつくされてしまったら、敢えて作曲する際にはいったい何をすればいいの???
「埋め尽くされるくらい練習してから言え、ボケ(ドカッ、バキッ)」

屁理屈ばかり書いてしまいましたが、
「即興演奏には予定調和的な演奏では到達できない何かが存在する」というオカルトも信じているわたくしですので、それはそれ、あれはあれ。お許しくださいませ。。。


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2016/03/29

Live under the sky generation

昔、日本のジャズフェスでライブアンダーザスカイっていうのがあった。
この時代を満喫したお兄さま、おじさま世代の人のジャズ談義を聞くのが好きだ。



この頃すでにジャズはかなり複雑に、一般に理解されにくい要素を多分に持っていたが、
それでもまだ日本人の2、3割くらいが、ジャズはかっこいいものだと認知していたのではないだろうか。理解されにくいそれをフォローして理解したオーディエンスからすると、それはきっととてつもなく輝かしいものに見え、パファーマーはまるでエスパーであるかのように目に映ったと思う。

ところで、おそらく現代におけるコンテンポラリージャズの興奮のツボはこの頃からそんなに変わっていないように思われる。この延長線上でエスカレートしたり洗練されたりしている。音楽教育も豊な時代になって、エスパーの人数は昔よりだいぶ増えたかも(笑)でもジャズかっこいい、って思ってる人口は減ったね、きっと(涙)

さて、自分もあんな興奮を胸に秘めて、エスカレートしていきたい。

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2016/03/27

Apr 2, piano solo

これまた、百年ぶりくらいにピアノソロのコンサートのオファーをもらったので
うれしくて掲載。
しかし、この銀座のお店、日ごろ音大出身の華麗なプレイヤーたちがクラシックのパフォーマンスを繰り広げているお店。いろいろな意味で「私で大丈夫なのか?」という疑問が晴れないのですが、
ここのナイスガイのマスターが「いやいや、望月さんのピアノはそんなことどーでもよくなる魅力が、、、云々」とうまいことおだててくれるので、せいいっぱいブタは木に登る、いや、演奏頑張ってみたいと思います。
バンドともピアノトリオとも全く違ったサウンドをお届けしたいと考えています。どうか聞いてやってください。


4/2, 2016
Ankh(銀座)
http://ginza-ankh.com/
access
start from 8:30 pm
望月慎一郎p

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2016/02/13

rahmen

ラーメンは繊細な芸術。
ちょっとしたことで、ずいぶんと味の印象が変わってしまうもの。
伸びるし、冷めるし、非常にリアルタイム性が高い。
お客さんが、味の濃い具材を先に口に運ぶか、序盤でスープを飲むか、そういった些細なことも影響する。

それに対して、つけ麺は伝えたい味を凝縮して確実に伝えよう、という力強さがある。

で、よい例えを思い付いた。

ラーメンはライブに近い
つけ麺はレコーディングに近い



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2016/02/12

Mar 19, Trio live

とても久しぶりにピアノトリオの演奏があります。 
最近はこのメンバーとのレコーディングも試みており
伝えたい音をめいいっぱい具現化しようと実験を繰り返しています。

そもそも、このところ私の曲を披露する機会も減っているので
どうかこの機会に最新のトリオサウンドを聞いてやってください。

3/19, 2016
Strings (吉祥寺)
http://www.jazz-strings.com/index.htm
access
12:00 pm open
13:00 pm start
望月慎一郎(pf)
落合康介(b)
永山洋輔(dr)

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